仕事部屋にあるミシン、40年以上前の工業用ミシンです。
この工業用ミシンは、姉が子供服を縫うために使っていたものです。
当時まだ10代だった私は、このミシンが動いているのを始めてみて、「すごいミシンだな~」って思ったものでした。
動かしている姉を見て、すごーい。
試しに私が動かしてみて、ギャーっ、はやーい。
足踏みミシンしか使ったことがないので、工業用ミシンのすごさを感じましたね。
それから数年たったころ、姉は結婚してそのミシンを使わないようになったようです。
そこで、すぐ上の姉が(私には三人の姉がいます)ミシンを実家に運び、縫製の内職を始めました。
それからまた数年、 誰もミシンを使っていなくて、カバーをかけたまま眠っていました。
私が洋服直しの仕事を自宅でするようになったころ、姉が「工業用ミシンを使えば~」って言ってくれたんです。
そして、実家からミシンを自家用車に積み、私のうちへ来たのでした。
仕事部屋が2階なので、運ぶのがほんとに大変で、20年前だったからよかったけど今はもう運べません。
ベルトを交換したり、油を変えたり、そのくらいしかしてないけど、今でも立派に動いています。
古いだけあって音は大きいし、動きが重いです。強めに踏まないと動きません。
そして、あちらこちら傷だらけで、ガムテープで油漏れをふさいでいたり、錆びついていたり・・
でも一度もこわれたことがなく、きれいな目で縫えています。
40年以上も前のミシン、いつまで使えるかわからないけれど、使えるまで使っていきたいです。
ブラザーの工業用ミシン
ジューキのミシン、ジーンズの厚手のステッチとかになるときれいに縫えないです。
その時は、もう一台のミシンが活躍します。
こちらのブラザーのミシン、1階にあるので、ほとんど使っていません。
このミシン、洋服直しのお店が閉店するときにいただいたものです。
そんなに新しいミシンではないけれど、ジューキのミシンと比べると、音が全然静かで動きが軽いです。
使わないといけませんね。