木ボタンを手作り:味わいのある木ボタンができた

コートやジャケットなど、よく紬の着物で作るのですが、いつもボタンが気になります。
手作りの木のボタンを付けている方がいて、すごく素敵だな~って思ったものです。
私も木ボタン欲しい!
手作りの木ボタンを作って販売しているサイトもありました。
でも値段が高い!

ならば自分で作れないかな・・

木ボタンってどうやって作るんだろう。
ネットで検索していても、くわしい作り方が載っていません。
ん~・・・

木をのこぎりで切って、やすりで磨いて、穴を開けて塗装すればいいんだよね。
「やってみれば何とかなるさ」と思い作ってみました。

木のボタン作り方(自己流ですが・・)

木をカットする

のこぎりで根気よくカットしていきます。

のこぎりって家にはこれくらいしかないので、これでカットしてます。
出来るだけ幅を揃えてカットしようと思っても、同じものを作るのは難しい。
しかも斜めになっている・・
手作りだから、いいよね。。

サンドペーパーで磨く

サンドペーパー(ダイソーで購入)を使って引っかからないように、滑らかな感じになるまで磨きます。


最初は荒目のサンドペーパーで、最後は細目で磨きます。
私は、#60→ #220 → #360の番手でした。
角も磨いています。

形を変えたいときは、ナイフでカットすることもあります。

穴を開ける

穴の位置を鉛筆で印をし、キリで穴を開けます。

塗装する

木の色そのままでもいいですが、黒系やこげ茶系が欲しかったので、染めてみました。
これもダイソーの水性ニス。

針金を穴に通しておくと、やりやすいです。
小さいので、めん棒で塗っています。めん棒なら終わってから棄てるだけなので、楽です。

乾かす

針金のまま、立てかけておきます。
私はメラミンスポンジに刺しています。
水性ニスは1時間もあれば乾きます。
乾いてから、もっと濃い色がいいと思ったら、もう一度塗ります。
気に入らなかったら、サンドペーパーで磨くと色が落ちます。

最後に蜜蝋を塗る

蜜蝋ワックス(亜麻仁油)を塗ると、保護や艶出し、撥水や防腐になります。

手作りボタン、完成です。
世界でたった一つのボタンです。

今までに作ったボタンいろいろ

失敗したものや試しに作ったもの、形が揃わなかったもの、木の質がガチガチだったものなどです。
単品のボタンになるので、一つだけ付けるなら使えるものもあります。

違った形の木のボタン、作っていきたい

ボタンの形はほとんど円形です。木の形状をそのまま利用しています。
できれば、違った形のボタンを作りたいです。
それ用の工具があるといいですけどね。
例えば、小型電動ノコギリとか?

ハンドメイド
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